弊社で使用している加工機器を紹介します。どの機器も、1/100 mm以内の加工精度を実現します。
また、三次元測定機を導入して、精密検査も行っています。
主に旋盤やフライス盤による、切削加工全般(6面加工や丸棒からの成型、穴あけ加工、ネジ加工等)を行っております。
その他の加工については、弊社の加工ネットワークで対応致します。
~本社工場~
立形NCフライス盤(静岡鐵工所 ST-NR)
ガイダンス機能(ハンドル操作による斜め直線や円弧、等配移動などを行う)が付いたNCフライスです。
旋盤で仕上げた小ロット品に等配の穴開けやミーリング加工が、通常のNCフライス盤よりも早く行えます。
本社に導入しています。
立形NCフライス盤(牧野フライス BN2-85)
数値制御機能を備えてあるNC(numerical control)機械の特徴はテープ(プログラム)をつくり、加工動作を行う、工具補正ができること、品質と精度が揃うことです 。
ステンレス、銅、真鍮、アルミなどの非鉄金属、アクリルやABS、テフロン、エポキシ、グラファイト、ベーク等の樹脂も加工いたします。
本社に導入しています。
立形NCフライス盤(大隈豊和 2R-NC)
数値制御機能を備えてあるNC(numerical control)機械の特徴はテープ(プログラム)をつくり、加工動作を行う、工具補正ができること、品質と精度が揃うことです 。
牧野フライス製の立形NCフライス盤と若干操作方法が違うだけで、基本的には同じ性能です。
本社に導入しています。
汎用ラム型フライス盤(大隈豊和 STM2R)
ラム型フライス盤は主軸頭が前後に可動し、X方向に旋回することができるので斜めの穴空けなどが可能です。
また、ニーが短く重量が軽減されているので扱いやすく安全性が高いです。
本社に導入しています。
汎用ひざ型フライス盤(日立精工 2MW-V)2台
汎用フライス盤は、金属製加工物(プラスチックも可)をテーブルに固定し刃物を回転させながら当て、方形の加工を行います
機械剛性が高く、ステンレスや工具鋼などの重切削も可能です。
弊社ではこのフライス盤は、フェイスミルを用いた6面加工専用に使用しています。
本社に導入しています。
汎用旋盤(池貝 AM20)
汎用旋盤は、金属製加工物(プラスチックも可)を主軸に取り付けて回転させながら刃物を当て、円筒形の加工を行います。
NC旋盤にはできない複雑な加工も、職人の加工技術で可能になります。
最大加工サイズφ300程度まで可能です。また四本爪の加工も可能です。
本社に導入しています。
コンターマシン(アンドソー TA-350)
コンターマシンとは材料の切断、荒取りに用いる工作機械です。
L字加工や斜め加工の切り取りや、加工途中の切り離しなどに使用しています。
本社に導入しています。
~第二工場~
縦型マシニングセンタ(OKK-VM4Ⅲ)2台
マシニングセンタは、自動工具交換装置(ATC)がついているフライス加工機です。
プログラムを組み立てることで、粗びき加工から仕上げ加工までを素早くきれいに加工できる数値制御工作機械です。
第二工場に導入しています。
半NC旋盤(滝澤鉄工所 TAC-510)
2022年2月に導入しました。
汎用旋盤と同様に使用できるほか、NC制御なのでR加工・テーパ加工が可能です。
また、高精度で長尺でも寸法が安定します。
第二工場に導入しています。
~第三工場~
半NC旋盤(大日金属 DL530)
2024年2月に導入しました。
Φ300程度までの旋盤加工ができます。
DL75同様、テーパーネジ加工やR加工もできます。
単品小ロットの小型部品の製作に発揮されます。
第三工場に導入しております。
半NC旋盤(大日金属 DL-75)
2023年8月に導入しました。
Φ500程度までの旋盤加工ができます。
CNC旋盤なので、テーパーネジ加工やR加工もできます。
単品小ロットの大型部品の製作に発揮されます。
第三工場に導入しております。
マシニングセンタ(brother S1000X1N)
2024年9月に導入しました。
加工領域が広く、大型ワークの加工が可能です。
また、工具交換とXY軸等の同時制御ができるので加工時間短縮につながります。
第三工場に導入しております。
マシニングセンタ(Makino V33)
2023年3月に導入しました。高速回転で高精度で繰り返し精度もバッチリのマシニングセンターです。
小物の精密加工が得意なマシニングセンターだと思います。
マガジンツールの交換が手前にあるので作業しやすいのもメリットです。
高精度加工により仕上が綺麗になります。
第三工場に導入しております。
三次元測定機(キーエンス XMシリーズ)
2019年2月に導入しました。各種測定が一台で行えます。
寸法測定・精密検査が早く正確にできるようになりました。
第三工場に導入しています。
~第四工場~
5軸加工機(brother M200Xd1-5AX)
2024年9月に導入しました。
弊社初の5軸加工機の導入です。
旋削・マシニングの複合加工や多面加工など、複雑な加工ができる様になりました。
第四工場に導入しております。
NC旋盤(森精機 DuraTurn2050)2台
2023年7月に導入しました。
リニアガイドなのですが、剛性が高く一般的な重切削でも問題なく加工できます。
対話付きなので単品加工も比較的素早く加工できます。
8インチチャックとなります。
第四工場に導入しております。
NC旋盤(森精機 CL2000)
2022年9月に導入しました。
弊社にはCL200がありますがそれよりも進化したモデルとなります。
CL200の不満点であった、剛性不足が解消されタッチパネル方式は排除されております。
主軸を新品に換装しましたのでとても良い感じに仕上がります。
第四工場に導入しております。
複合加工機(中村留精密工業 SC-200MY)
2018年11月に導入しました。複合加工機は、旋盤加工からフライス加工が一台で一括して行えます。
中ロット品(100個前後)の複合加工が早く正確に対応できるようになりました。
第四工場に導入しています。
NC旋盤(滝澤鉄工所 TC-200)
2018年6月に導入しました。高剛性でブレが少ないので、精密加工に適した加工機です。
小ロット〜中ロット(100個前後)の加工品などに使用しています。
第四工場に導入しています。
NC旋盤(森精機 CL-200)
この機械には対話機能が搭載されているので、素早いプログラム制作が可能です。
加工時間の短縮にもつながり、弊社では重宝しています。
第四工場に導入しています。
NC旋盤(滝澤鉄工所 TC-20)
NC旋盤は、数値制御装置により刃物台を移動させ能率良く旋盤加工をする工作機械です。
テーパー加工・R加工・ネジ切りなどの加工も可能で広い応用範囲を持っています。
第四工場に導入しています。
サンドブラスト(KIKAIYA)
2024年6月に導入しました。
表面を梨地処理することができます。
塗装前の足付け処理、黒皮の除去、梨地処理仕上げができます。
第四工場に導入しています。
~加工機械一覧~
機器種類 | メーカー / 型式 | 最大ストローク(X×Y×Z) |
マシニングセンタ・フライス機器 | ||
縦型マシニングセンタ | brother / S1000X1N | 1000×500×300 |
縦型マシニングセンタ | Makino / V33 | 600×400×350 |
縦型マシニングセンタ(2台) | OKK / VM4Ⅲ | 630×410×460 |
立形NCフライス盤 | 静岡鐵工所 / ST-NR | 600×400×350 |
立形NCフライス盤 | 牧野フライス / BN2-85 | 850×500×500 |
立形NCフライス盤 | 大隈豊和 / 2R-NC | 700×300×450 |
汎用ラム型フライス盤 | 大隈豊和 / STM2R | 700×300×500 |
汎用ひざ型フライス盤(2台) | 日立精工 / 2MW-V | 550×250×350 |
旋盤機器 | ||
5軸加工機 | brother / M200Xd1-5AX | 200×440×305 120~-30度 |
複合加工機 | 中村留精密工業 / SC-200MY | φ210×150 |
NC旋盤 | 森精機 / CL2000 | φ210×150 |
NC旋盤(2台) | 森精機 / DuraTurn2050 | φ210×150 |
NC旋盤 | 滝澤鉄工所 / TC-200 | φ210×150 |
NC旋盤 | 森精機 / CL-200 | φ210×150 |
NC旋盤 | 滝澤鉄工所 / TC-20 | φ210×150 |
半NC旋盤 | 大日金属 / DL-75 | φ500×800 |
半NC旋盤 | 大日金属 / DL530 | φ300×1000 |
半NC旋盤 | 滝澤鉄工所 / TAC-510 | φ320×950 |
汎用旋盤 | 池貝 / AM20 | φ320×600 |
その他 | ||
三次元測定機 | キーエンス/XMシリーズ | – |
サンドブラスト | KIKAIYA / | – |
コンターマシン | アンドソー / TA-350 | 250×350 |
ボール盤 | KIRA / KRT-340 | φ285×600 |